2006年 クレマチスの会


第8回 小講演会 テーマ
『はじまりの死生学』(平山正実著)を読み、語る会


開催日 平成18年5月13日(土)
講師 平山正実

〈講師プロフィール〉
横浜市立大学医学部卒業。医学博士(精神医学)
東洋英和女学院大学大学院教授。「死生学」の講座を担当。
同大学死生学研究所所長
聖学院大学総合研究所客員教授
北千住旭クリニック院長
グリーフケア・サポートプラザ理事長
 
〈講演会のすすめ方〉
はじめに参加者の何人かの有志の方から、
本の読後感を語ってもらいます。
その出されたいくつかのテーマや問題点などについて、
その後、著者・平山正実氏から直接、コメントを受けます。
なお、『はじまりの死生学』は春秋社刊で定価2200円です。
できるだけ本を読んでの参加が望まれますが、
場合により読まなくての参加でも結構です。
第9回 小講演会(=第1回クレマチスの会) テーマ
エリザベス・キューブラー・ロス
「最後のレッスン」ビデオ観賞(30分程度)と
平山正実氏「人生の危機における人間像」
第1部・キューブラー・ロスの死生観を合わせ学ぶ会


開催日 平成18年7月8日(土)
講師 平山正実

〈講演会のすすめ方〉
キューブラー・ロスは言う。「死は1回だけの試練だから、
人は死の前にめざましい変化を遂げる」、
そして「死は人生で最もすばらしい体験にもなりうる」と。
さらに、「安らかに死を迎えた多くの人は、
自分の人生を悔いなく生きたいという願いを持っている」、とも言う。
日本では病院で迎える「死」となって久しい。
だから人々が「死」から遠くなり、
日常的に死を考えることが少なくなった。
と、いうことは、「今、生きる」という実感が希薄になったり、
「生きること」の意味が曖昧になっているとも言える。
そこで、今回は、キューブラー・ロスの人物像を参考にしつつ、
また平山氏よりのコメントも受け、
「生と死」についてみんなで考え話し合い、
深く学びあっていければと思っている。
第2回 クレマチスの会 テーマ
ムンクにおける生と死


開催日 平成18年9月9日(土)
講師 平山正実

〈講師プロフィール〉
横浜市立大学医学部卒業。医学博士(精神医学)
聖学院大学大学院教授
北千住旭クリニック院長
グリーフケア・サポートプラザ理事長
自死遺族ケア団体全国ネット代表
生と死に関する著書多数。文学についての造詣も深い。
 
〈講演会のすすめ方〉
はじめに講師より、ムンクの絵を見ながら彼が病や死の恐怖から、
どのように立ち直っていったのか、その心の軌跡を探る話を
していただきます。
その話を受けて、その後、参加者からの感想や意見等を
自由に話しあうひと時をもつ予定です。
第3回 クレマチスの会 テーマ
筋委縮性側索硬化症に罹患したモリー先生の
死の受容のプロセスを学ぶ


開催日 平成18年11月11日(土)
講師 平山正実

講演会のすすめ方〉
はじめに講師より次のような話をしていただきます。
モリー先生は長年、社会心理学の教授でした。
その先生が不治の病に倒れてしまったのです。
その後、彼の教え子のミッチー・アルボン
(新聞のコラムニスト)との対話を通して、
死をどのように受容していったのかのプロセスを学びます。
その後、参加者との意見交換など話し合いのひと時を予定しています。