この12年間、毎年3万人以上の方々が自ら命を絶っています。
そしてその後には、悲嘆に暮れる多くの遺族たちが遺されています。
「自死」に対する世間の偏見・差別の風潮の止まない今日、多くの自死遺族たちはその苦しみ、悲しみを語りたくとも、語れないのです。
そしてまた、「自死者」の尊厳は蔑ろにされたままです。
そのことが一層、さまざまな側面で遺族たちの重圧となってのしかかってきます。
「自死」や「自死者」、「自死遺族」に対する偏見・差別を是正し、その尊厳回復に向けた第一歩として、この講演会・シンポジウムを
2011年1月19日ニコラ・バレにて開催し、無事終了しました。
当日の報告書を無料(但し送料200円はご負担願います)でおわけしております。
ご希望の方は事務局までご連絡ください。
講 師 |
清水 新二氏(奈良女子大学名誉教授)
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内 容 |
なぜ、自死者やその遺族に対して、世間の偏見・差別は和らがないか。 その背景を社会学的視野や歴史、文化、宗教界などの分野から 探り出し、是正に向けた提言がなされます。 |
斉藤友紀雄氏(日本いのちの電話連盟 常務理事) |
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コーディネーター |
藤井忠幸氏(グリーフケア・サポートプラザ副理事長)
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内 容 |
基調講演につづき、各シンポジストより、今後、関連する さまざまな分野でどのような具体的な課題が考えられるかに ついて、それぞれ提言していただきます。 そして本シンポジウムが、今後の自死や自死遺族に対する 偏見、差別の是正活動や世論づくりへの出発点になることを 願い、意見交換をしあう予定です。 |
個別 アピール |
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主催:NPO法人グリーフケア・サポートプラザ
後援:自死遺族ケア団体全国ネット、全国自死遺族連絡会
日本いのちの電話連盟、NPO法人生と死を考える会
自死遺族支援のための
認定NPO法人 グリーフケア・サポートプラザ
〒107-0052 東京都港区赤坂9-2-6カルム第2赤坂103
Tel: (03) 5775-3876(木曜日午後12時~午後4時受付)