自死遺族のためのセミナー
主観的悲嘆から客観的視点を学ぶ
かけがえのない大切な存在を失ったとき、そのかたちに違いはあれ、人は深い悲しみを抱きます。
けれども、悲しみを抱えながら生きることで、私たちは、むしろ自然や人生の機微に触れることができるのではないのでしょうか。
本セミナーで、どのように悲嘆と向き合えばよいのか、死者とどう関わっていけばよいのか、自死遺族としての体験から何が得られるのかを、考えていただくきっかけになっていただければと思います。
【開催要項】
〇日時・テーマ
2019年3月10日(日)午後2時~4時半
第1回:『自死遺族の喪失悲嘆の整理―大切な人との死別を考える』
・自死遺族に固有の悲嘆反応から、悲嘆とはどういう状態になることなのかを考えます。
・喪失とは何かということを問いながら、何を喪失したのか、喪失によって何に気づか
されたのか考えていきます。
そのうえで、悲嘆にはどういう意味があるのかを考えます。
2019年4月14日(日)午後2時~4時半
第2回:『自死遺族にとって回復とは何か―回復の意味について考える』
・悲嘆や罪責感の意味を捉え直すことで、亡くなった人との関係を再構築していくこと
を考えます。
・回復とは、元の状態に戻るという意味ではなく、何が自分にとっての回復なのか考えます。
2019年5月12日(日)午後2時~4時半
第3回:『自死の要因と偏見---「偏見」が遺族のグリーフワークに支障』
・自死の要因について精神医学的にアプローチします。
・「自死」への偏見の背景とグリーフワークとの関係を探ります。
○定員:10名 ※自死遺族の方に限定(定員になり次第締め切ります。)
○会場:NPO法人グリーフケア・サポートプラザ事務所
○受講料:3回コースで計3,000円
○参加条件
・死別後1年以上の自死遺族の方で、ご自身の死別体験を整理し直し、新しい生きがいや価値観への気づき、学びに関心のある方。
・全3回受講可能な方。
○申込み:受講ご希望の方は、下記要項を明記の上、メールでお申込みください。
件名:自死遺族のためのセミナー受講申し込み
本文:住所、氏名、日中連絡がつきやすい電話番号
メール:grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp
〇主催:NPO法人グリーフケア・サポートプラザ 自死遺族のためのセミナー委員会
〒107-0052 東京都港区赤坂9-2-6-103
〇認定NPO グリーフケア・サポートプラザ
住所:〒107-0062 東京都港区赤坂9-2-6 カルム第二赤坂103号
電話:03-5775-3876(火曜・木曜10時~16時)
FAX:03-5775-3871
メールアドレス:grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp
〇会場(グリーフケア・サポートプラザ事務所)アクセス
東京メトロ千代田線 乃木坂駅2番出口より徒歩5分・赤坂駅7番出口より徒歩7分
自死遺族支援のための
認定NPO法人 グリーフケア・サポートプラザ
〒107-0052 東京都港区赤坂9-2-6カルム第2赤坂103
Tel: (03) 5775-3876(木曜日午後12時~午後4時受付)